打楽器の歴史は古く紀元前にまで遡ります。
人類が物を叩いて音を出し儀式やコミュニケーションツールとして打楽器が使用されてきました。
中世から近代にかけては戦争における合図や士気を高める物としても利用されます。
戦後は民間音楽やマーチングバンドなど本来あるべく音楽への利用が広まり19世紀末にアメリカにてドラムセットが誕生します。
20世紀に入るとジャズの台頭によりドラムの新たな表現方法が生まれ進化します。
1950年代にはロックムーブメントと共に歴史に名を刻む数々のドラムの名手が生まれます。
パワフルなドラミングと全ての叩く音が一級品と言われたレッドツェッペリンのジョンボーナム、破天荒かつ荒々しいプレイが予測不能で魅力的なザフーのキースムーン、シンプルなリズムにこそ真髄と難しさがある事を提示したスライ&ザファミリーストーンのアンディニューマーク、即興演奏のスリリングな名演を残したアートブレイキーと素晴らしいドラマー達が登場しました。
ドラムの優れたレコードとしては、ロックドラムの魅力が後世へと多大な影響を与えたレッドツェッペリン「Ⅰ」、ダイナミックなプレイと歌心あるドラムが魅力のザフー「MY GENARATION」、独持のグルーヴ感とファンクビートのお手本、スライ&ザファミリーストーンの「FRESH」、ジャズドラムの巨匠にして数々の名演を残したアートブレイキーの「A NIGHT IN TUNIJIA」とドラムの素晴らしいプレイが聴けるレコードが数多く存在します。
リズムは音楽の方向性を決める1番の舵取りとなります。ドラムに着目してレコードを選ぶ事で新たな音楽との出会いがあるかもしれません。
